毎日毎日、気の滅入るニュースばかりだけれど。

18日に行われた東京消防庁の放水の様子が公開された。
日ごろから厳しい訓練を積んできているとはいえ、放射線の恐怖からくる緊張は、当事者でなければわからないものだと思う。高い放射線を知らせるアラーム音が、余計に恐怖を増幅させる。
無関係なのに使命感を持って任務にあたった彼らに『はやくやらなければ処分するぞ』と言った偉い人は、あの映像を見ても何も思わないのだろうか・・・。


また、以前から報道もされていた、南三陸町で最期まで防災無線で避難を呼びかけ続けた女性職員の話も。今日もTVで流れていたけれど、何度見てもつらい。自治体職員の鑑だとも言われてはいるが・・・やはり美談とか英雄的行為だとか、そうは思いたくはない。
また、報道されていないだけで、消防や警察、自治体職員、その他数多くの人たちが、最期まで避難を呼びかけたり誘導をしていて、亡くなったのだと思う。
1万人を超えると言われる犠牲を無駄にしないために、このような人をこれからの災害で減らすことができるように、努力していかなければ。

そして午後からは水道水への放射性物質の検出と・・・。雨の影響もあるだろうが、やはり心配ではある。福島原発が、はやく収束することを祈るのみ・・・。

希望を胸に。

なんだか、この10日ほどで世界が変わってしまった気さえする。

地震の後は災害対応に忙殺され、ようやく電気が復旧した翌日夕方に見た映像が信じられなかった。これがこの世の、日本の光景なのだろうかと。猛烈な勢いで、日常を破壊していく津波。逃げ切れず、飲み込まていく人々・・・。そして残されたのは、瓦礫の山と、多くの遺体、そして生き残った人の悲しみ・・・。

未だ多くの遺体が見つからず、多くの人たちが懸命に捜索を続けている。そして原発では東電社員、自衛隊、警察、消防などの人たちが放射線の恐怖と戦いながら、日本の未来のために必死で戦っている。

復興には長い時間を必要とするだろう。原発の後遺症(電力面&放射線)もすぐには無くならない。それでも前を向いて歩いていくしかない。
関東大震災、第2次世界大戦、阪神大震災、数多くの困難を乗り越えて、この国は今日の繁栄を手にしてきた。だから、またきっと頑張れる。この国を、立派に、今以上に再生できる。そして、いつの日か災厄に見舞われた時、あのおじいさんのように笑って言えるようになりたいと思う。
『また再建しましょう』と。
http://www.youtube.com/watch?v=2zeroCZSrjo

自分も精一杯、頑張ります。


最後に、今回の震災で亡くなられた方々に心からご冥福をお祈りいたします。

アジアカップ優勝!

久々に書いたかと思えばまたサッカーの話。

ザッケローニ監督になって初の公式戦、AFCアジアカップ2011カタール大会。開幕当初はどうなる事かと思ったら、数々の逆境を乗り越えて見事な優勝。本当に素晴らしかった。
相変わらずの存在感を見せた遠藤・本田圭・内田、Jの底力を見せた前田・岡崎、鮮やかな中央突破を繰り出す香川、脅威の運動量で左サイドを制圧した長友(影のMVP!)、不安定さはあったけれども最後は締めてくれた今野・吉田・岩政、間違いなく彼が居なければ優勝は無かったであろう川島、値千金以上のビューティフルボレーを決めた李、そして見事なキャプテンシーでチームをまとめた長谷部。怪我で離脱した松井も、途中出場でも見事な働きを見せた細貝・伊野波・西川も・・・。

みんなみんな素晴らしかった。これからが本当に楽しみなチームになった。この大会で出た課題を、それぞれのチームの戦いの中で克服していってほしい。その先には2014W杯ブラジル大会での更なる栄光が待っているはず。

改めて、おめでとうサッカー日本代表!!


YouTubeで話題になっているアジアカップ日本代表の動画。編集も選曲も素晴らしいので是非。
AFC Asian Cup 2011 日本代表 Samurai Blue " Change "
http://www.youtube.com/watch?v=gDoB3Gtcr-k

ワールドカップ絶賛開催中。

ワールドカップが開幕して1週間。番狂わせあり、ガチガチの引きこもりあり、予想通りの虐殺ありと・・・。お蔭様で寝不足の毎日を送っております。

日本の勝利は予想外だったので非常に嬉しかったですが・・・。このサッカーは未来に何も残さないなぁ、と思ったりもする訳で。つくづくオシムが倒れていなければ・・・と思わずにはいられないです。オシムだったらどんなサッカーを南アフリカで見せてくれたんだろうか・・・。


全然関係ないけれど、オシムの言葉をひとつ。


ヒーローとは自分の一生と自分の命を懸けて何かを守る存在のことだ。   〜イビチャ・オシム

火点は前方の標的!

なーんて台詞を大声で言う消防団操法大会が終了。順位は16チーム中8位。やっと終わったという思いと、もうちょっとやれたかも、という思いが交錯。しかしまぁ、身の丈に合った順位だったかな、と。タイムが規定にわずかに届かなかったのは悔いが残るものの、他の内容はかなり良かったんじゃないかと。他の選手達に感謝。
後は後輩達に任せようw



ネットでたまたま見た動画で使われていたcapsuleの曲を30分ほど苦労して探しあてた。「Starry Sky」だそうで。これが収録されてるアルバムの購入即決定。給料出たらStudio Apartmentの新作と一緒に密林で買いますよ。



さて、明日はワールドカップがいよいよ開幕。レコーダーの空き容量を確保しておかなくては・・・。日本の試合はストレスがたまるだけだけど、世界の強豪チームは面白いからなぁ・・・。本当に楽しみ。けど、スペインのグループリーグでの試合は1試合しか地上波では放送しないのが残念なところ。
まぁ、ともかく、良い大会になることを期待してます。

日本て生きにくい・・・、なんて言うと

そうしてるのはお前だ、なんてツッコミが入る漫画が昔ありましてね・・・。

そんな事はどうでも良くて。


えー、3ヶ月近くサボってしまいました・・・。
色々とありました。山あり谷あり、これからもブチ当たる壁ってのはいくらでもあるんだろうな、と思う日々。それでも自分の信念を貫いていくしか無い訳で。自分が揺れてちゃいけない。前へ前へと、一歩ずつ進んでいくしかないんだろうなぁ・・・。


訳のわからない独り言はこれくらいにして。


先日『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』のDVDが到着。消防団操法の練習で心身ともに疲れきった自分には何よりのご褒美。2回も映画館で堪能したけれど、家でじっくり鑑賞するのもまた格別。
何度見てもゼルエル戦は燃える。旧作のTV版『男の戰い』もかなり熱い話だったけれど、マリによる弐号機のザ・ビースト形態での戦闘と、シンジにぽかぽかしてほしいレイの特攻で、熱さ倍増。
旧TV版、旧劇場版で見たかったシンジの姿。これが見られるだけで満足。
これからの展開がどうなるのか本当に楽しみ。今度こそは裏切らないでくれ、庵野監督。

ちなみに、初回特典のフィルム。参号機を嬲った後の初号機・・・。あぁ、トウジが乗らなくても付いて回るのか・・・。
正式なパイロットになったトウジも見たかったなぁ・・・。ついでに委員長とのお弁当イベントも。

真冬の白いアルバムに綴られる物語

昔々、Leafから発売された「WHITE ALBUM」というゲームがありましてね。
ああいうゲームにしては珍しい、最初から主人公に恋人がいるという設定で、しかもブレイクし始めた歌手という設定というのがまた斬新でした。使い古された設定のようにも思えますが、実はこういう設定のゲームってなかなか無いんですよね。必然的に浮気することになるので。

アーティストとして多忙な日々を送る彼女と、平凡な大学生活を送る自分。この距離感の描写がとても良かったんですよね。原田宇陀児の書く文章に合うかどうかで評価がだいぶ変わってしまうみたいですが・・・。今頃になってアニメ化されたり、続編(直接の関係は無いみたいですが)が作られたりしてますが・・・。やっぱりこの作品は原田宇陀児の文章あってのものだと思います。良くも悪くも。