毎日毎日、気の滅入るニュースばかりだけれど。

18日に行われた東京消防庁の放水の様子が公開された。
日ごろから厳しい訓練を積んできているとはいえ、放射線の恐怖からくる緊張は、当事者でなければわからないものだと思う。高い放射線を知らせるアラーム音が、余計に恐怖を増幅させる。
無関係なのに使命感を持って任務にあたった彼らに『はやくやらなければ処分するぞ』と言った偉い人は、あの映像を見ても何も思わないのだろうか・・・。


また、以前から報道もされていた、南三陸町で最期まで防災無線で避難を呼びかけ続けた女性職員の話も。今日もTVで流れていたけれど、何度見てもつらい。自治体職員の鑑だとも言われてはいるが・・・やはり美談とか英雄的行為だとか、そうは思いたくはない。
また、報道されていないだけで、消防や警察、自治体職員、その他数多くの人たちが、最期まで避難を呼びかけたり誘導をしていて、亡くなったのだと思う。
1万人を超えると言われる犠牲を無駄にしないために、このような人をこれからの災害で減らすことができるように、努力していかなければ。

そして午後からは水道水への放射性物質の検出と・・・。雨の影響もあるだろうが、やはり心配ではある。福島原発が、はやく収束することを祈るのみ・・・。