今日は少し真面目に。

アメリ同時多発テロから8年が経ちました。何気なく点けたテレビから流れてきた衝撃的な映像に、いよいよ第3次世界大戦が始まるのかと、恐怖を感じたことをよく憶えています。WTCビルに突っ込むジャンボ機、上空から落ちてくる書類やガラスの破片、そして崩落するWTCビル・・・。幼い頃にニュース映像で見た、スペースシャトル・チャレンジャー号の爆発事故と並んで、心に深く刻まれた光景でした。

民族、宗教の問題・対立というのは、第3者が介入して簡単に解決できる問題ではないと、個人的に思います。それぞれに譲ることのできない主義主張があって、妥協することができない程に憎しみや悲しみが積もり積もってしまった結果、紛争やテロが起こる。その紛争やテロによって、さらに憎しみや悲しみが増幅されていく悪循環・・・。これを断ち切るのは容易ではない事は、パレスチナを始めとする多くの民族・宗教対立を見れば明らかだと思います。

結局は武器を捨てて、対話を続けるしかないんですよね。すべての人が納得できる結論なんてものがあるはずもなく、それぞれが妥協して、受け入れていくしか。それが難しいからこそ、対立が続いてるんですけど・・・。島国で他国の侵略をあまり受けたことがない日本人には、なかなか理解ができないことかもしれないですね。

最後に、アメリ同時多発テロで亡くなられたすべての方々のご冥福をお祈りいたします。