ランキング

大多数の人と同じように、自分も好きな俳優さんや声優さん、ミュージシャンのブログをよく覗くのだけれど、amebloを使ってる人が多いこと多いこと・・・。事務所の指示なんだか、ランキングがあってわかりやすいのか、理由はよくわからないけれど・・・。誰も彼も『amebloに移籍です!』とかやってるのを見ると、もうね・・・。『ブルータスお前もか・・・!』ってな気分になるのは俺だけでしょうかね・・・。

そもそもなぁ・・・。有名人ブログのランキングを作る事自体が正直どうなのかと。いや、話題作りだとか営業の一部だとか、ビジネス面での色々な理由があっての事だというのはわかる。ブログを提供する側も、使う側も、お仕事の為だからね。ただ、ブログを提供する側が、それを煽るような事をするのはどうなのか、と。芸能人のブログと言ったって、そうそう面白いエントリがある訳でもなく、ファンがチェックするというのが殆どなんだと思うし。わざわざランキングを表示させてる意味は何なんだろうか・・・。

何でもそうなんだけど、近頃ランキング多すぎ。まぁはてなでもはてブがあるので、同じようなものではあるんだけども・・・。以前、NHKのクローズアップ現代で、本屋のランキング重視の姿勢についての特集があって、『1位になってるし、人気があるんだから面白いんだろうと思って』と言って、ハリポタやら何やら、いわゆるベストセラーと言われる本ばかり買ってる人が出ていた。とある人が言っていた、『善良な読者』ってやつ。笑えと言われれば笑うし、泣けと言われれば泣くし、感動しろと言われれば感動するような、ベストセラーを支えてるような人たち。

正直理解できないし気持ち悪い。自分で読みたい本とかジャンルとか、作家さんって無いんだろうなー、と思ってしまう。本屋でふらふらと色々な本を眺めて、紹介文やら、表紙のイラストやら、タイトルに惹かれてなんとなく買った本がめっちゃ面白かったり、感動しちゃったりした時の幸福感なんて味わった事ないんじゃないかと。ベストセラーになってしまった本なんて、逆に読む気がなくなってしまう、俺のような『邪悪な読者』にとっては、別にランキングなんていらないんだ。変に偏ってない紹介文と批評があれば、本に限らず映画だって音楽だって、自分好みのものが結構探せるんだよね。それで十分。

ブログも一緒。ランキング高いからって面白い訳じゃないよ?佐藤健は好きだけど、彼のブログは別に面白い事書いてある訳でもない。彼の写真が数多くupされてるので、ファンにはたまらんと思うけども。

ここまで書いて思った。・・・これきちんとまとめて、増田に書けば結構トラバされるんじゃないかと。・・・やらないけどね。